エアロバイクは良い所が満載!基本的に不満なく愛用していますが、4年間使い続けてきた中で「これは正直デメリットかも」と感じたポイントが8つあります。
結論から言うと、そのほとんどは「知ってさえいれば対策できる」ものです。この記事では、デメリットを隠さず正直に挙げたうえで、それぞれの対策までまとめました。これから購入を検討している方は、事前にチェックしてから決めていただければと思います。
メリットをまとめた記事は↓になります。
エアロバイクは良い事だらけ。3つのダイエット効果と7つのメリットを解説
【独自調査】エアロバイクの低評価レビュー114件を全部読んで、不満の理由を分類した
「エアロバイクのデメリット」でよく語られるのは、痩せづらい・飽きる・場所を取る、といった話が中心です。でも実際に低い評価をつけている人は、何に一番不満を感じているのでしょうか。
そこで楽天市場で人気の家庭用フィットネスバイク2機種(レビュー合計9,000件超)について、低評価レビュー(★1〜3)114件をすべて読み、不満の理由を分類しました。結果がこちらです。

| 順位 | 不満の理由 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 初期不良・破損(傷・部品不足・カバー不良など到着時の不具合) | 39件 | 34.2% |
| 2位 | 異音・振動(使用中に発生するカタカタ・ギシギシ音) | 27件 | 23.7% |
| 3位 | 故障・耐久性(数週間〜数ヶ月で壊れる、消耗品扱いで保証対象外) | 20件 | 17.5% |
| 4位 | 組み立て・使用感の不満(説明書のわかりにくさ、身長・負荷が合わない等) | 19件 | 16.7% |
| 5位 | サポート・保証対応への不満(返信がない、送料自己負担など) | 9件 | 7.9% |
※低評価レビューの内訳であり購入者全体の傾向ではありません。両機種とも★4以上が約87%を占めており、大半の購入者は満足しています。
もっとも多かったのは「箱を開けたらカバーが外れていた」「ペダルの部品が足りなかった」といった到着時点での初期不良です。次に多いのが「使い始めて数日〜数週間でペダル付近からカタカタ・ギシギシ音がするようになった」という異音の訴え。多くのショップが交換・修理対応をしていますが、往復の送料や解体・梱包の手間を負担に感じている口コミも目立ちました。
一方で、この記事でも触れている「飽きる」「続かなくなる」といった後悔は、低評価レビューにはほとんど出てきませんでした。理由は単純で、使わなくなって物置と化した人はそもそもレビューを書かない(書く時点ではまだ使っている)からだと考えられます。つまり低評価レビューが映し出すのは「初期不良・異音・故障」という物理的な当たり外れの問題であり、「続けられるかどうか」という後悔は別の角度で備える必要があります。購入前のチェックポイントは後述の「使い始めてから気づくデメリット3つ」「後悔しないための選び方チェックリスト」で解説しています。
購入前に確認しておきたいデメリット3つ
まずは、実際に使う前の段階で知っておいたほうがいいポイントから。
①最初の組み立てが大変

商品が届いて組み立てが終わるまでは、それなりに労力がかかります。
「えっ、こんなに大きいの?」と、届いた段ボールの大きさにまず驚くはずです(組み立て後はそこまで大きくないので安心してください)。横幅130cm・重さ20kg前後の梱包から、パーツを取り出して組み立てるまでには、目安として30分〜60分ほどかかります。組み立て後の梱包材やダンボールの処分も、地味に手間です。
対策:不慣れな方は1人ではなく2人で作業するとかなり早く終わります。ドライバー等の工具が同梱されているモデルがほとんどなので、事前に工具を用意しておく必要はありません。「組み立てが不安」という方は、購入前に組み立てサービス付きのショップかどうかを確認しておくと安心です。
ちなみに前述の独自調査では、低評価レビューの理由でもっとも多かったのが「初期不良・破損」(34.2%)でした。開封時にカバーのズレや傷、部品不足がないかは、組み立て前に必ず確認しておきたいポイントです。
②設置スペースが必要

エアロバイクは省スペースで導入できるのがメリットですが、裏を返せば「マット1枚分程度の設置スペースは必ず必要」というデメリットでもあります。折りたたみタイプでも、使用中・保管中それぞれに最低限のスペースは必要です。

対策:購入前に、本体サイズ(幅・奥行き)を実際の設置予定場所と照らし合わせておきましょう。ワンルームなど部屋が狭い方は、使わないときにたためる折りたたみ式を選ぶと圧迫感がかなり違います。
③身長によっては合わないことがある
身長が低い方はペダルが漕ぎづらく、逆に高身長の方はハンドルに膝が当たって漕ぎづらいことがあります。サドルの高さで調整はできますが、調整できる範囲には限りがあります。
| 身長 | サドルの高さの目安 |
|---|---|
| 140cm以下 | 調整が難しい |
| 150cm | 75cm前後 |
| 160cm | 80cm前後 |
| 170cm | 85cm前後 |
| 180cm | 90cm前後 |
| 190cm以上 | 調整が難しい |
対策:140cm以下・180cm以上に該当する方は、購入前に商品ページでサドルの調整可能範囲を必ず確認してください。多くのモデルは150〜180cm前後を想定して作られています。
使い始めてから気づくデメリット3つ
ここからは、実際に使ってみて初めて気づくタイプのデメリットです。
④音・振動が気になることがある
「マンションだから音が心配」という声はよく聞きます。実際に使っていて感じるのは「最近のエアロバイクの静音性はかなり高い」ということですが、負荷方式やモデルによって音の大きさ・振動の伝わり方は変わります。前述の独自調査でも、低評価レビューの理由として「異音・振動」は2番目に多い項目でした(23.7%)。
この点については、実機を実際にアプリで計測した記事を別途書いています。詳しい測定データと、建物構造・階数別の対策まで知りたい方はこちらをご覧ください。
【検証】マンションでも大丈夫?エアロバイクの音を測ってみた。これなら99%問題なし!
⑤お尻が痛くなることがある
サドルが自分に合っていなかったり、長時間乗り続けたりすると、お尻に痛みが出ることがあります。これはエアロバイクに限らず自転車全般に言えることですが、慣れないうちは特に感じやすいデメリットです。
原因と具体的な対策(クッションの比較など)は、別記事でまとめています。
エアロバイクでお尻が痛い時の対策|サドルクッション比較とおすすめ5選
⑥飽きる・続かなくなることがある
外でサイクリングするのと違い、部屋の中だと景色が変わりません。何もせずに漕ぐだけだと、正直退屈です。「最初だけ頑張って、そのうち物置になった」というのは、エアロバイクにまつわる後悔の中でもよく聞く話です。

対策:エアロバイクは「ながら運動」ができるのが大きな強みです。テレビや動画を見ながら漕げば、時間の経過も早く感じますし、楽しく続けやすくなります。
【効果抜群!】エアロバイクでながら運動ダイエット!効果・やり方を解説
効果についてよくある誤解2つ
⑦エアロバイクだけでは痩せづらい

30分運動した場合の消費カロリーは200kcal前後。1キロ体重を落とすのに必要な消費カロリーは7,200kcalなので、決して大きな数字ではありません。脂肪燃焼効果自体は高いのですが、エアロバイクだけで体重を大きく落とすのは簡単ではないというのが正直なところです。
対策:食事管理と組み合わせるのが近道です。消費カロリーの目安や「効果が出ない」と感じたときの見直しポイントは、こちらの記事で詳しく解説しています。
エアロバイクは効果ないって本当?効果はいつから?やり過ぎは良くない?【質問回答コーナー】
⑧足が太くなるって本当?
「エアロバイクをすると足が太くなるのでは?」と心配される方もいますが、結論から言うとまずあり得ません。競輪選手のようなハードなトレーニングを毎日続ければ筋肉肥大が起こることもありますが、一般的な自宅トレーニングのレベルでそこまで鍛えるのは困難です。筋力は向上しますが、それは「足が引き締まって見える」適度な筋力アップにとどまります。
デメリットを踏まえても、エアロバイクをおすすめする理由
ここまで正直にデメリットを挙げてきましたが、8つのうち半分以上は「事前に知って対策すれば防げるもの」です。天候に左右されず自宅で続けられる、膝への負担が少ない、コストも比較的抑えられる、といったメリットは他の運動にはない魅力です。デメリットとメリットを両方知ったうえで判断していただければと思います。
エアロバイクは良い事だらけ。3つのダイエット効果と7つのメリットを解説
後悔しないための選び方チェックリスト
- 設置予定の場所にサイズが収まるか(幅・奥行き、折りたたみの要否)
- 自分の身長でサドルの調整範囲が合っているか
- マンション・アパートの場合、静音性やマットでの対策が必要か
- 「ながら運動」できる場所(テレビの前など)に置けるか
- 届いたらすぐに開封し、傷・部品不足・カバーのズレがないか確認する(初期不良は低評価レビューで最も多い理由)
初心者向けの使い方・選び方は、こちらの記事でさらに詳しくまとめています。
1日15分から始めよう!使い方・選び方を解説|初心者おすすめエアロバイク3選
エアロバイクのデメリット よくある質問
まとめ|デメリットは「知って備える」だけでほぼ解消できる
4年間エアロバイクを使い続けてきて感じたデメリットは、正直にすべて書き出しました。
- 組み立てや設置スペース、身長の相性は「購入前」にチェックできる
- 音・振動やお尻の痛みは「使い始めてから」気づきやすいが対策できる
- 痩せづらさや足の太さへの不安は、正しい知識でほとんど解消できる
「組み立ては1人でできそうか」「設置スペースは確保できるか」「身長は範囲内か」。この3つに問題がなければ、エアロバイクはメリットの多い運動器具です。ぜひダイエットや健康管理に取り入れてみてください。
【2022年最新】効果抜群!ダイエットにおすすめ家庭用エアロバイク11選。